勉強を楽しくする方法80〜能力開発〜

『LIFE SHIFT (ライフ・シフト)ー100年時代の人生戦略ー』にもあるように、人生100年時代という言葉が叫ばれるようになってきました。

 

 

一つの企業に一生安泰でいることができない可能性の方が高い。

一つの企業が、自分が生きている間ずっと存在し続ける保障はない。

 

 

そういう中で、変化を前提とした生き方を考える。

状況に応じて、移行期間を持っても良い。

 

 

 

私は、勉強というものは変化に対応するための備えだと考えます。

同時に、人生のビジョンを持っていることが重要です。

 

 

 

どんなに社会が変化しようと、自分がどんな人間なのかを知り、社会に対してどんな貢献をしたいのかを考え、それに基づいたビジョンを持つ。

 

 

そして、そのビジョンを達成するために必要とあらば、3ヶ月や半年といった期間であっても爆発的に勉強に集中する時期があって良いと思います。

 

 

その期間は自分の能力開発のための期間となり、一生の財産になると思います。

 

 

趣味や娯楽も身を助けることはあるのかもしれません。

しかし、自分のビジョンに基づいて集中的に勉強して、スキルを獲得することは時に、人生そのものを前進させる威力を持ちます。

精神的にも大きな自信となります。

 

 

思えば、私も20代の時に仕事をこなしながら、資格取得に向けての勉強を同時並行でやっていました。

 

その時は、体力的にもそれが可能であり、ある種のゾーンに入っている状態でもあり、ノルマの達成が自分のやる気を引き出してくれました。

 

そういう意味で、忙しいなりに忙しさを楽しんでおり、達成感も得ていました。

自分の成長を感じたり、これが将来につながるのだと自信につながりました。

 

 

かといって、その時に感じていたのが、こんな働き方や生活を一生続けていくのは大変だということでした。

 

 

つまり、この生活が永遠に続くことはなく、いつかどこかのタイミングで終わりが来て、変化する。

次のステージに進みたい。

 

 

そんなことも考えるようになったのです。

 

 

いざ変化する事態に直面した時、不安定なのは確かです。

だからこそ、準備が必要なのだと思います。

ビジョンを抱き、能力を開発する。

 

 

そして、来るべき事態に遭遇した時に、決断して飛び込む。

 

 

自分が活動する舞台を変える。

 

 

それはそれでリスクを感じますが、自分の可能性に対して期待も持てます。

 

 

 

人生が100年続く前提で、何歳まで働くのかを自分で決めてみる。

 

その人生で、自分が何歳のときにはこれをやっていたい。

 

それを実現するためには、この能力を持っておく必要がある。

 

そんなことが人生に複数回起こる。

 

 

その時のために・・・・たとえば10年後のために・・・

 

 

それを前提に今から歩む。

 

 

今から始めよう。

習慣化しよう。

 

 

習慣は人生を変化させます。

1年、2年で無理だったものも10年やれば、実現できるかもしれません。

 

 

 

変化を前提とする時代が来る。

その時々で、自分に能力開発を突きつける。

 

 

それによって、自分の人生をより主体的に生きることができると思います。

人生を主体的に真剣に考えることは、ワクワクすることでもあります。

 

 

 

そう考えると、勉強に楽しさが生まれてきます。