勉強を楽しくする方法76〜神秘に気付く〜

鳥は羽を上下に動かしているのにも関わらず、どうして前進するのだろうか?

散歩していて飛んでいる鳥を見た時に、こんな疑問が浮かびました。

 

 

 

羽を上下に動かしているのならば、鳥は上の方向に上昇するはずだと思ったのです。

 

 

だけど、その鳥はすごいスピードで前進、というか駆け抜けて行きました。

 

 

自分の仮説を置き去りにして、現実の鳥は前進している。

これが真実です。

鳥は前進するという絶対的な解答を前にして、なぜ上昇しないのかを考えてみる。

 

 

それで、インターネットで調べると、ヘリコプターが姿勢を斜めにすると前進するという表現が一番しっくり来ました。

 

 

最近、理系の分野に興味が出てきました。

 

 

理系は自分の想像を超えてくる。

それどころか、自分には見えてさえいない現象が今もこの世界で、目の前で起きている。

自分が気付いていないだけ。

 

 

そして、すでに解明されているけれども、自分が知らないだけという世界もたくさんある。

いや、ほとんどを知り得ていない。

 

 

そして、高校の公民科目に倫理という科目がありますが、あの科目で人の善については学ぶことができるかもしれません。

 

 

理系の学問を知れば、真や美について知ることができそうな気がしました。

特に、自然が美しいということについて知ることができそうです。

これは森林や海洋「美」のみを指すのではなく、数学の公式や宇宙の秩序の中にある「美」という意味です。

 

 

そんなシンプルな公式で複雑な自然現象を表現できるのか。

しかし、むしろ自然はどこまでもシンプルだということを実感させられます。

 

 

 

自分がこうだと決めてかかってみても、自然現象はもっと違う理屈で動いており、その法則を知ることで物事をより深く観察するようになると思います。

 

 

理系分野では、科学する心を養うことができるでしょう。

 

これは物事に対して不思議に思う気持ちを持ち続け、深く観察し、好奇心を持って考え続けることです。

 

 

私は文系と言われる分野ばかりを学んできましたが、理系分野の学問を学ぶことでさらに、この世界を楽しむことができるようになる気がしました。

 

 

これも、勉強を楽しくする出会いです。